SAVE, THEN UNDERSTAND
集めた記事が、
一枚の布になる。
読んだつもりを、
確かな理解に。
共有シートから保存するだけ。要約も、信頼度も、情報の鮮度も、
端末の中で解析して、その場で返します。
企画・デザイン・Swift / SwiftUI実装:Ryuto Hara

COLLECTING IS THE EASY PART
集めるのは、簡単になった。
見極めるのは、そのままだ。
読むべき記事は増え続けるのに,確かめる手間は減っていません.Tsumugiは「保存する」と「理解する」のあいだにある3つの引っかかりを,ひとつのアプリで引き受けます.
保存はした。それきりになる。
あとで読むつもりのリンクが積み上がり,どれが読み終わったのかも分からなくなる.集めた量が,そのまま重さになっていきます.
確からしさは、読み手任せ。
出典はあるか,主張に偏りはないか.本来なら確かめたい点が,忙しさの中で後回しになります.
情報は、静かに古くなる。
公開時点では正しかった記事も,話題によっては数か月で前提が変わる.古さは,本文のどこにも書かれていません.
名前は、織物から。
紬(つむぎ)は,真綿から引き出した糸を草木で染めて織る,素朴な絹布のこと.一本ずつは頼りない糸でも,経(たて)と緯(よこ)が組み合えば,一枚の布になります.集めた記事を織り上げていく道具として,この名前にしました.
ONE ARTICLE, ONE FABRIC
この記事だけの、
一枚の織り。
経(たて)は信頼度,緯(よこ)は鮮度。
2つのスコアから,記事ごとに違う布が生まれます。
スライダーを動かすと,同じ記事でも布の表情が変わります.値が同じなら,いつも同じ一枚が織り上がります.
SHOW THE REASONING
結論より、
そこに至る道すじを。
保存から振り返りまで,5つの画面でひと続きに。
「気になる」を、その場で。
Safari の共有シートから Tsumugi を選ぶだけ。本文を取り込み、保存したその瞬間に解析まで走らせます。開き直す手間はありません。
- 共有シートから保存アプリに戻らなくても、読んでいた流れのまま手元に残せます。
- 横断して探せるタイトル・本文・要約・メモ・タグをまとめて検索。意味の近さも手がかりにします。
- 状態で絞り込む未読・お気に入り・要注意。読み返すべき記事が、埋もれません。

読む前に、要点だけ。
TL;DR とキーポイントを先に示します。いま読むのか、あとに回すのか。その判断を、開いて数秒で済ませるための一段です。
- TL;DR とキーポイント数行の要約と箇条書き。記事の骨格だけを先に受け取れます。
- 4つのタブで行き来要約・本文・診断・メモ。読み方を変えても、同じ画面の中で完結します。
- 読了の目安「約1分で読めます」。読む前に、かかる時間まで分かります。

何を見て、そう判断したのか。
発信元・透明性・論拠・中立性・外部照合の5項目を、重み付きで採点します。点数だけでなく、その理由まで開いて見せる設計です。
- 5項目のレーダー弱い軸が、形のゆがみとして見えます。判定できない項目は除いて計算し直します。
- 気になる点を名指し「出典の提示がない」「記述に偏りが見られる」。曖昧に濁しません。
- 色と言葉の両方で色だけに頼らず、注意の度合いを必ず文章でも伝えます。

古びる速さは、話題ごとに違う。
同じ1年前の記事でも、生成AIと歴史では意味が違います。トピックごとの半減期を置き、経過日数から情報の古さを見積もります。
- トピック別の半減期AI・生成AI なら120日。話題の移り変わる速さを、数字に落とします。
- 本文の年号も見る「2023年最新」と書かれた2年前の記事には、補正で減点を効かせます。
- 古いときは、そう言う陳腐化の可能性が高い記事では、後続情報の確認をすすめます。

集めた先を、置き去りにしない。
今週の保存と未読、古くなった記事、保存の傾向。溜めるだけで終わらせないための、振り返りの一枚です。
- 今週のまとめ保存・未読・要確認・注意の4つを、数字でひと目に。
- 古くなった記事鮮度が落ちた記事を拾い上げ、読み直すきっかけをつくります。
- 保存の傾向何に関心が寄っているのか。集めたものが、自分の輪郭になります。

そのほかの画面





HOW INFORMATION FADES
古びる速さは、
話題ごとに違う。
鮮度 = 100 × 0.5 ^ ( 経過日数 ÷ 半減期 ) + 補正
- 本文の年号との食い違い「2023年最新」と書かれた記事を2年後に読めば,その分だけ減点します.見出しの鮮度と実際の鮮度を切り分けるための補正です.
- トピックごとの半減期生成AIは120日,技術一般は365日,学術・基礎は1095日.同じ経過日数でも,古び方は話題によって変えています.
- 0点のときこそ、言葉でスコアが0点に落ちた記事には「陳腐化の可能性が高い」と明記し,後続情報の確認をすすめます.数字だけを置き去りにしません.
横軸:公開からの経過日数/縦軸:鮮度スコア(補正前)
半減期はトピックごとに設定した目安の値です.鮮度スコアは記事の正しさではなく,「いま読むなら,後続情報を確かめたほうがよいか」の手がかりとして表示しています.
THOUGHTFUL, INSIDE AND OUT
判断を預けるアプリだから、
つくり方まで見せる。
まず、端末の中で完結する。
既定の診断はオンデバイスのルールベース.記事をどこかへ送らなくても,要約とスコアがそろいます.より精密に見たいときだけ,自分のAPIキーを登録してAI診断へ切り替えられる.どこで処理するかを,使う人が選べる形にしました.
オンデバイス診断(ルールベース) · 任意のAI診断断定しない、という設計。
診断は自動推定であり,正確性を保証するものではない.画面にそう書いています.判定できなかった項目はスコアから外して再計算し,「分からない」を点数に紛れ込ませません.
重み付き評価 · 判定不能項目の除外織りのたとえを、隅々まで。
経(たて)は信頼度,緯(よこ)は鮮度.この対応をアイコン・色・文言のすべてで守り,画面が変わっても同じ言葉で読み解けるようにしました.色だけに頼らず,必ず文章でも伝えます.
生成りの配色 · 色に依存しない表現
読み流した記事を、
手元に残る一枚に。
Tsumugiの設計と実装を,ソースコードで公開しています.
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